家庭菜園でじゃがいもを育てていると、「芽かき(間引き)」という作業に必ず直面しますよね。
仕事や家事で忙しいと、ついついタイミングを逃してしまったり、
「せっかく生えてきた芽を抜くのはもったいない」と感じてしまったりしませんか?
「じゃがいも 芽かきしないとどうなる」と検索しているあなたも、
きっと収量への影響や、病気、あるいは毒性のリスクについて不安を感じているのではないでしょうか。
このまま放っておいていいのか、それとも今からでも対処すべきなのか。
男爵などの品種による違いや、遅れてしまった場合のリカバリー方法も含めて、
私の失敗談や経験を交えながら詳しくお話しします。
この記事で分かること
- 芽かきをしないと「小粒」ばかりになり、調理の手間が劇的に増える理由
- 放置することで高まる「緑化」や「疫病」などの深刻なリスク
- 男爵やメークインなど、品種によって異なる芽かきの必要性
- 時期を逃して草丈30cmを超えてしまった場合の安全な対処法
じゃがいも芽かきしないとどうなるか収量と病気への影響

「芽かきをサボると、結局どうなるの?」という疑問に対して、
結論から言えば「イモの数は増えるけれど、サイズは小さくなる」というのが最大のポイントです。
しかし、影響はそれだけではありません。
風通しが悪くなることによる病気のリスクや、土寄せが難しくなることによる品質低下など、
様々なデメリットが連鎖的に起こります。
収量への影響と小粒化のデメリット

まず、収量について深く掘り下げてみましょう。
一般的に「芽かきをしないと収量が減る」と思われがちですが、
植物生理学的な視点で見ると、実は「総重量(生物学的収量)」自体は変わらないか、
条件によってはむしろ増えることさえあります。
なぜなら、芽かきをせずに茎や葉の数が増えれば、その分だけ太陽の光を受け止める「ソーラーパネル」の面積が広がり、
光合成で作られるエネルギーの総量は増加するからです。
しかし、家庭菜園における「収量」とは、単なる植物の重さではなく、
「料理に使えるイモの量(経済的収量)」のことですよね。
ここが最大の問題点です。
植物が作り出した栄養分(ソース)が、無数にできた小さなイモ(シンク)へと分散されてしまうため、
一つひとつのイモに十分な栄養が行き渡らなくなります。
その結果、スーパーで売っているようなM〜Lサイズの立派なジャガイモはほとんど採れず、
Sサイズやそれ以下の「ベビーポテト」、あるいはパチンコ玉のような極小サイズのイモが大量に収穫されることになります。
これを防ぎ、しっかりと大きなイモに栄養を集中させるには、初期段階での「追肥」も重要です。
私は元肥一発ではなく、芽かきのタイミングに合わせて、ジャガイモ専用の肥料を与えるようにしています。
ジャガイモの肥料:
普通の化成肥料でも育ちますが、イモの太りが悪いなと感じる時は専用肥料が確実です。
100%有機 ジャガイモの肥料 なら、有機成分で味も良くなる気がして愛用しています。
「小さいイモでも食べられるならいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、
実際にキッチンの前に立つと、その考えは吹き飛びます。
カレーを作るとなれば大量のジャガイモが必要です。
以前、芽かきをサボって収穫した大量の小粒イモを前にした時の絶望感は忘れられません。
直径3cm程度のイモの皮をピーラーで剥こうとしても、
小さすぎて指を切りそうになり、結局包丁で剥くことになります。
しかし、包丁で厚く皮を剥くと、ただでさえ小さいイモの可食部がほとんど残らず、
ゴミ箱行きになる皮の山の方が大きくなってしまうのです。
「こんなに苦労して、残ったのはこれだけ?」という徒労感。
結局、調理の手間が何倍にも膨れ上がってしまうのが、芽かきをしないことの最大のデメリットだと私は痛感しています。
忙しい現代人にとって、調理時間の短縮は非常に重要ですから、
その意味でも芽かきは「未来の自分のための投資」と言えるでしょう。
【芽かきなしの収穫物の特徴】
数だけは大量に採れますが、その大半が皮むき困難なSサイズ以下です。
素揚げや煮っ転がし専用として割り切るならアリですが、カレーやポテトサラダなどの日常使いには全く向きません。
男爵など品種による違いと注意点

一口にジャガイモと言っても、品種によって性質は驚くほど異なります。
「芽かき」の重要性や、放任した場合のリスクも品種ごとに違うため、
自分が植えた品種の特性を正しく理解しておくことが大切です。
ここでは、代表的な品種ごとの傾向を私の栽培経験も交えて解説します。
| 品種 | 萌芽力 | 重要度 | 放任した場合の具体的リスク |
|---|---|---|---|
| 男爵(だんしゃく) | 非常に強い | 必須 | 最も注意が必要です。男爵は芽の数が多く、放任すると極小イモだらけになります。さらに、イモの「目」のくぼみが深いため、小粒化すると皮むきや芽取りが不可能に近いレベルで困難になります。 |
| メークイン | やや弱い | 推奨 | 男爵に比べれば芽の数は少なめですが、それでも放任すると細長い小指のようなイモが増えます。形を整え、調理しやすいサイズにするためには2本程度に制限するのが基本です。 |
| キタアカリ | 強い | 高い | 男爵の血を引いているため、やはり小粒になりやすいです。火の通りが早く煮崩れしやすいため、小芋を煮物にすると溶けてなくなります。揚げジャガ専用にするなら放任も選択肢の一つかもしれません。 |
| インカのめざめ | 強い | 極めて高い | 元々が小粒傾向の品種です。これを芽かきせずに育てると、本当にパチンコ玉や大豆サイズのイモしかできません。栗のような甘みが特徴の高級品種ですが、食べられなければ意味がありません。 |
特に初心者が育てやすいとされる「男爵」ですが、
実は芽かきの重要度が最も高い品種の一つです。
ゴツゴツしていて皮が剥きにくい男爵が小粒化すると、キッチンでの作業は地獄と化します。
「男爵を植えたら、絶対に芽かきをする」。
これは我が家の家訓と言っても過言ではありません。
逆に、「十勝こがね」のように頂芽優勢が強く、放っておいても勝手に茎数が少なめに収まる品種もありますが、
基本的にはどの品種も「2〜3本」に整理するのが、失敗の少ない安全策だと言えます。
緑化による毒性リスクと食中毒
芽かきを怠ることの最大のリスクは、実は「収量が減る」ことではなく、
家族の健康に関わる「安全性」の問題です。
ここが一番怖いポイントですので、詳しく説明します。
芽かきをせずに茎が林立した状態(多茎状態)になると、
株元のスペースが茎でギチギチに埋め尽くされます。
こうなると、ジャガイモ栽培で非常に重要な作業である「土寄せ(増し土)」が物理的にできなくなってしまいます。
クワやスコップを入れようとしても、茎が邪魔をして株元に土を盛ることができないのです。
土寄せが不十分だとどうなるでしょうか?
地下で肥大したイモが成長に伴って土の表面から顔を出してしまいます。
日光に当たったイモは、自身を守るために皮の周辺で葉緑素を作り出し、
緑色に変色します。これが「緑化」です。
そして、この緑化した部分や芽の周辺では、天然毒素である「ソラニン」や「チャコニン」(グリコアルカロイド)が急激に合成されます。

特に、芽かきをせずに育った未熟な小粒イモは、重量あたりの表面積が大きいため、
毒素の濃度が高くなりやすい傾向があります。
この毒素は加熱しても簡単には分解されません。
これを誤って食べてしまうと、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、めまいといった食中毒症状を引き起こす可能性があります。
体重の軽い子どもは少量の毒素でも症状が出やすいため、特段の注意が必要です。
余談ですが、この「土寄せ」という作業、腰への負担が半端じゃありません。
茎が込み合っているとなおさら慎重な作業が求められ、中腰の姿勢が続きます。
【腰痛持ちの救世主】
土寄せはクワでやると重労働ですが、機械なら一瞬です。
私が清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったのがHonda(ホンダ) 耕うん機 こまめ F220です。
10万円近くしますが、腰の治療費やこれからの農業人生を考えれば安い買い物でした。
狭い家庭菜園でも小回りが効くので、土寄せだけでなく春の土作りも劇的に楽になります。
【食中毒のリスクについて】
農林水産省のデータによれば、学校菜園などで栽培された未熟なジャガイモによる食中毒が毎年のように報告されています。
芽かきと土寄せは、単にイモを大きくするだけでなく、
毒素の生成を防ぎ、安全な食べ物を作るための必須作業だと認識してください。
(出典:農林水産省『ジャガイモ中の天然毒素による食中毒の発生』)
疫病やそうか病など病害リスク

ジャガイモ栽培で最も恐ろしい病気の一つが「疫病(えきびょう)」です。
歴史の授業で「アイルランドのジャガイモ飢饉」の原因として習った方もいるかもしれません。
この病気はカビ(糸状菌)の一種によって引き起こされ、冷涼で多湿な環境を好みます。
芽かきをせずに茎がジャングルのように茂りすぎると、株の中の風通しが極端に悪くなります。
朝露や雨水が乾かずにいつまでも葉に残ると、そこは疫病菌にとって天国のような環境になります。
一度発生すると、葉に黒いシミができ、あっという間に畑全体に広がります。
最悪の場合、地上部が枯れるだけでなく、雨水に乗って菌が地中に浸透し、
せっかくできたイモまで腐らせてしまいます。
また、風通しの悪さは細菌性の「軟腐病(なんぷびょう)」の原因にもなります。
これは地際の茎がドロドロに溶けて悪臭を放つ病気です。
健全な野菜作りには、「適度なスペース(風通し)」が不可欠であり、芽かきはそのための「環境整備」でもあるのです。
自然農法であえて芽かきしない理由
ここまで芽かきの重要性を強調してきましたが、一方で「自然農法」などを実践されている方の中には、
合理的な理由に基づいて「あえて芽かきをしない」選択をする場合もあります。
一般的な栽培では肥料(特に窒素)を与えて大きく育てようとするため、茎葉が勢いよく伸びます。
この状態で芽かきをしないと、過繁茂(ボサボサ状態)になり病気が出やすくなります。
しかし、無肥料・無農薬で育てる自然栽培の場合、植物はゆっくりと穏やかに成長します。
過剰な栄養がないため、放任しても極端に茎が暴れることが少なく、
自然と環境に合わせたバランスに落ち着くことが多いのです。
【自然農法のアプローチ】
自然に任せて育てたジャガイモは、サイズこそ小ぶりになりますが、
細胞が緻密で水っぽさがなく、味が濃厚になると言われています。
また、小粒でも皮が薄く、そのまま食べられる品質に育つこともあります。
さらに、「手抜き」ではなく積極的な技術として、「逆さ植え」や「深植え」という方法もあります。
「逆さ植え」とは、種イモの切り口を上に、芽を下に向けて植え付ける方法です。
こうすると、発芽した芽は地表に出るために長い距離を迂回しなければなりません。
その過程で、生命力の強い太い芽だけが生き残り、弱い芽は淘汰されます。
結果として、地上に出てくる茎の数が自然に制限され、芽かきをしたのと同じような効果が得られるのです。
これは植物の性質をうまく利用した、非常に理にかなった省力化技術と言えますね。
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じゃがいも芽かきしないとどうなる?遅れた時の対処法
「仕事が忙しくて放置していたら、いつの間にか草丈が伸びてしまった!」
「30cmを超えているけれど、今からでも芽かきをしていいの?」
そんなSOSもよく聞きます。
春の成長スピードは驚くほど速く、先週はまだ小さかったのにもうジャングル、なんてことは日常茶飯事です。
結論から言うと、時期を逃してからの「引き抜き」はNGですが、
適切なリカバリー方法はあります。慌てずに以下の手順で対処しましょう。
草丈30cmを超えて遅れた場合

ジャガイモの芽かきの適期は、草丈が10cm〜15cmくらいの時です。
この時期なら、まだ種イモの栄養で育っている段階に近いので、不要な芽を引き抜いてもダメージは少ないです。
しかし、草丈が30cmを超えてくると、地下では劇的な変化が起きています。
この頃には、地中の茎から「ストロン(地下茎)」が横に伸び、
その先端が膨らんで小さな赤ちゃんのイモができ始めている「肥大開始期」に入っています。
また、根もしっかりと張って、種イモと一体化しています。
この段階は、人間で言えば成長期真っ只中。
体の中の仕組みが大きく切り替わっている繊細な時期なのです。
このタイミングで無理やり芽かきをしようとすると、想像以上に大きなリスクを伴います。
「遅れたから急いで抜かなきゃ!」という焦りは禁物です。
まずは落ち着いて、現状を観察することから始めましょう。
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引き抜き厳禁でハサミを使う剪定法

草丈30cmを超えてから、大きく育った茎を無理やり「ズボッ」と引き抜くと、何が起きるでしょうか?
- 地下で繋がっている「種イモ」ごと浮き上がってしまい、株全体の根が切れる。
- 残すべき「主茎」の根っこまで一緒に引きちぎってしまい、成長が止まる。
- すでに形成され始めた「小さなイモ」やストロンを傷つけてしまう。
これでは、良かれと思ってやった作業が、かえって株に致命的なダメージを与えてしまいます。
遅れてしまった場合は、「抜く」のではなく「ハサミで切る」のが唯一の正解です。
【遅れた場合の芽かき(剪定)手順】
- 清潔なハサミを用意する(※ここが最も重要です!)
- 残したい太くて元気な茎を2〜3本選ぶ。
- それ以外の細い茎や、混み合っている茎を、地際(地面すれすれ)の位置で丁寧にカットする。
- カットした後は、風通しを良くするために株元に軽く土を寄せる(可能であれば)。
ここで注意したいのが「ハサミの切れ味」と「消毒」です。
茎の繊維を潰さないよう、スパッと切れる良いハサミを使うことで、傷口の治りが早くなり病気のリスクを減らせます。
おすすめのハサミ:
私は、プロの庭師さんも愛用する岡恒(オカツネ) 剪定鋏 180mm No.101を長年使っています。
100均のハサミとは雲泥の差で、軽い力でスパッと切れます。
赤と白の持ち手が畑で目立つので、失くしにくいのも地味に嬉しいポイントです。
また、ジャガイモはウイルス病(モザイク病など)にかかりやすい植物です。
もし1株がウイルスに感染していた場合、その株を切ったハサミで次の株を切ると、
ハサミの刃についた汁液を通じてウイルスが次々と伝染してしまいます。
これを防ぐために、第三リン酸ナトリウム液や、
家庭用の塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)を希釈した液にハサミを浸しながら作業するのが理想的です。
「そんな大げさな」と思うかもしれませんが、プロの農家さんも実践している重要な防除テクニックです。
また、傷口からカビが入らないよう、必ず「晴れた日の午前中」に行い、夕方までに切り口を乾かすようにしましょう。
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かいた芽の再利用とジャガ芽挿し
もし、まだ時期が早くて(草丈15cm程度)、きれいに芽を引き抜けた場合は、
その芽をただのゴミとして捨てるのはもったいないです!
実はその芽、立派な「苗」として再利用することができるんです。
これを「ジャガ芽挿し(めざし)」と呼びます。
引き抜いた芽の根元を見てください。
白くなっている部分や、細い根っこが少しついていれば成功確率は非常に高いです。
この芽は、親の種イモと全く同じ遺伝子を持つ「クローン」です。
【ジャガ芽挿しのやり方】
- 引き抜いた芽をバケツの水につけ、1時間ほど吸水させる。
- 畑の空いているスペースやプランターに、割り箸で深めの穴を開ける。
- 芽を差し込み、土を寄せて鎮圧し、たっぷりと水をやる。
- 根付くまでの数日間は、新聞紙などで直射日光を遮り、萎れないように管理する。
この時、水にただ浸けるだけでなく、発根を促進する活力剤を使うと成功率がグンと上がります。
成功率を上げるコツ:
私は水にメネデール 500ml 植物活力素を数滴垂らしています。
これを使うと、弱々しかった芽もシャキッとして、新しい根っこがすぐに出てきます。
挿し木や植え替えの必需品ですね。
うまくいけば1週間ほどでシャキッと立ち上がり、
そこから普通のジャガイモと同じようにイモができます。
親株よりスタートが遅れる分、収穫時期も少し遅くなりますが、
種イモ代ゼロで収穫量を増やせる裏技です。
私も「もったいない精神」から、抜いた芽が良い状態なら必ず空きスペースに植えるようにしています。
「捨てればゴミ、植えれば資源」。家庭菜園の醍醐味ですね。
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小さいイモの安全な食べ方と調理

最後に、万が一芽かきが十分にできず、小粒のイモがたくさん収穫できてしまった場合の対処法です。
小さくても、自分が育てたジャガイモは大切に食べたいですよね。
ただし、前述した通り「毒性」のリスクがあるため、調理には細心の注意が必要です。
- 皮を厚くむく: これが鉄則です。ソラニンなどの毒素は皮の周りに集中しています。
Sサイズ以下のイモで皮を厚くむくと、実がほとんど残らないというジレンマがありますが、安全には代えられません。 - 苦味チェック: 調理中や食事中に、少しでも「苦い」「舌がピリピリする」と感じたら、それは毒素のサインです。
「もったいない」と思わず、直ちに食べるのをやめて吐き出してください。
特に子供には無理に食べさせないようにしましょう。 - 丸ごと調理(素揚げが最強): 完熟していて緑化しておらず、毒素のリスクが低い小芋なら、
よく洗って皮ごと「素揚げ」にするのがおすすめです。
油で揚げることで水分が飛び、ホクホクとした食感が楽しめます。
ちなみに、小粒イモの皮むきには、切れ味の良いピーラーが必須です。
100均のものだと引っかかってイライラしますが、良い道具を使うとスルスル剥けてストレスが激減します。
おすすめのキッチンツール:
小粒イモとの戦いには、貝印 KAI ピーラー セレクト100 T型 DH3000が最強です。
力を入れなくても皮が薄く剥けるので、小さいイモでも身を無駄に削りすぎません。
料理をする全ての人に使ってほしい名品です。
結論じゃがいも芽かきしないとどうなるかの総括

長い解説にお付き合いいただき、ありがとうございました。
最後に改めて結論をお伝えします。
じゃがいもの芽かきは、植物を生かすためだけなら絶対にしなければならない作業ではありません。
しかし、「家族のために、安全で、美味しく、調理しやすいサイズのイモを収穫したい」のであれば、
やはり行うべき非常に重要な工程です。
芽かきをしないと、皮むきで指がつりそうになるほどの小粒イモばかりになり、
疫病や緑化による毒性リスクも上がります。
「面倒くさいな」と思うその数分の作業が、数ヶ月後の収穫の喜びと、食卓の安全に直結しています。
もし時期を逃してしまっても、焦る必要はありません。
無理に抜かずにハサミでカットして、風通しを良くしてあげるだけで十分な効果があります。
完璧を目指さなくても大丈夫。ご自身のライフスタイルや目的に合わせて、
無理のない範囲でジャガイモたちの手助けをしてあげてくださいね。
あなたの畑で、ゴロゴロとした立派なジャガイモがたくさん収穫できますように!
※本記事の情報は一般的な栽培目安です。気候や土壌条件により結果は異なります。毒性に関する疑義がある場合は、専門機関の情報を参照し、自己責任で判断してください。
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