きゅうり栽培でわき芽管理をした収穫量の多い株と、放置してジャングル化した失敗した株の比較写真

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きゅうりの育て方|わき芽管理で収穫倍増!摘心と整枝の全手順

きゅうりの育て方で、多くの人が最初につまずくのが「わき芽」の管理ではないでしょうか。

「どれがわき芽で、どれが花芽なのか分からない」「切っていいのか不安で、気づけばジャングルになってしまった」

という経験、私にもあります。

実は、わき芽を適切に処理できるかどうかで、その後の収穫量や株の寿命が劇的に変わってくるんです。

この記事では、植物の仕組みに基づいた正しいわき芽の取り方やタイミングについて、

私の失敗談も交えながら分かりやすく解説します。

この記事で分かること

  • わき芽と花芽を見分ける確実な識別方法
  • 最初の5節までを徹底除去すべき理由
  • 収穫量を最大化する中盤以降の整枝テクニック
  • 失敗時のリカバリーと挿し木活用の裏技

きゅうりの育て方で鍵となるわき芽の基礎

きゅうり栽培でわき芽管理をした収穫量の多い株と、放置してジャングル化した失敗した株の比較写真
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まずは、作業に入る前に「そもそもわき芽とは何か」「なぜ取る必要があるのか」をしっかり押さえておきましょう。

ここを理解すると、迷いがなくなりますよ。


わき芽はどこ?図解不要の識別ポイント

わき芽(側枝・子づる)の識別は、慣れてしまえば一瞬で判断できるのですが、

最初は「どれがどれだか分からない!」と混乱してしまいますよね。

まず、きゅうりという植物の基本的な構造を頭に入れておきましょう。

きゅうりは非常に規則正しい植物で、親づる(主枝)の「節(ふし)」ごとに、

以下の4つのパーツがセットになって必ず発生します。

きゅうりの親づると葉の付け根から出るわき芽、花芽、巻きひげ、本葉の位置関係を示したイラスト
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  • 葉(本葉):光合成を行うための大きな葉っぱ。
  • 花(花芽):将来きゅうりになる雌花、もしくは花粉を作る雄花。
  • 巻きひげ:支柱やネットに絡みついて体を支えるための触手。
  • わき芽(側枝):葉と茎の付け根から出てくる新しい芽。

この中で、今回ターゲットにする「わき芽」は、

メインの茎(親づる)と葉っぱの付け根(葉腋)の間に挟まれるようにして、

斜め45度上に向かって飛び出してくる小さな突起です。

見た目は、緑色の小さな葉っぱが折り重なって、槍の穂先のように尖っているのが特徴ですね。

これが成長すると「子づる」と呼ばれる枝になり、

そこからさらに「孫づる」が発生して、株全体が大きく広がっていきます。

特に生育初期の勢いがある時期は、昨日までは何もなかった場所に、

翌日には1cmくらいのわき芽がひょっこり顔を出していることも珍しくありません。

「葉の付け根には必ずわき芽が出る」という前提で、

葉っぱを一枚ずつめくりながらチェックしていくのが、見逃しを防ぐ一番のコツですよ。


わき芽と花や雄花の見分け方と注意点

家庭菜園初心者の頃、私が最も恐怖を感じていたのが

「わき芽を取ろうとして、間違って大事な花芽(きゅうりの赤ちゃん)を摘んでしまうこと」でした。

特に発生したばかりの数ミリの段階では、

わき芽も花芽も緑色の小さな塊に見えるため、非常に紛らわしいんですよね。

しかし、決定的な違いが一つだけあります。

それは「ミニチュアきゅうり」が付いているかどうかです。

きゅうりの雌花(ミニチュアきゅうり付き)、雄花、わき芽(葉の集合体)の形状の違いを解説した写真
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雌花(メス)は、咲く前のつぼみの段階から、

花の根元に数センチほどの小さなきゅうりの形をした「子房(しぼう)」が付いています。

これさえ確認できれば、それは間違いなく将来収穫できるきゅうりですから、

絶対に取ってはいけません。

一方で、少し識別が難しいのが「雄花(オス)」と「わき芽」の違いです。

雄花にはミニチュアきゅうりが付いておらず、

細い柄の先に丸いつぼみが付いているだけなので、一見するとわき芽と似ています。


  • わき芽:先端が鋭く尖っており、よく見ると小さな葉が幾重にも重なっている「葉の集合体」です。触ると少しガサガサしています。

  • 雄花:先端が丸っこく、少し黄色味を帯びています。葉のような構造はなく、つるんとした「つぼみ」の状態です。

「どっちか分からない!」と迷った時は、無理に取らずに数日待ってみるのも一つの手です。

2〜3日もすれば、わき芽は葉を展開して明らかに「枝」っぽくなりますし、

花芽は黄色い花弁が見えてきます。

雄花は実にならないので間違って取ってしまっても栽培上のダメージはありませんが、

雌花だけは誤って「わき芽かき」のついでにポロリと落とさないよう、

指先の感覚を研ぎ澄ませて作業してくださいね。


5節までのわき芽は全て取るべき理由

きゅうりの育て方の教本や種苗メーカーの説明書を読むと、

必ずと言っていいほど

「株元から5節〜6節(高さ約30cm〜40cm)までのわき芽と雌花はすべて除去しましょう」と書かれています。

これを読んだ当時の私は、「せっかく一番最初に実がついたのに、もったいない!」「かわいそうで取れない」と思ってしまい、

そのまま育ててしまったことがあります。結果はどうだったかというと…

その株はその後、パタりと成長が止まってしまい、

結局シーズンを通して数本しか収穫できませんでした。

なぜ、こんなことが起きるのでしょうか?

これには植物生理学的な「ソース・シンク関係」という明確な理由があります。

「ソース」とは光合成でエネルギーを作る葉のこと、

「シンク」とはそのエネルギーを消費する実や成長点のことです。

定植したばかりの若い苗は、まだ根っこが十分に張っておらず、

葉の枚数も少ないため、エネルギー生産能力(ソース)が非常に低い状態です。

このタイミングで、エネルギーを大量に消費する「実(シンク)」をつけてしまうと、

株で作られた栄養がすべて実の肥大に奪われてしまい、根を伸ばしたり、

新しい葉を作ったりするためのエネルギーが枯渇してしまいます。

これを農業用語で「なり疲れ」や「スタント(発育停止)」と呼びます。

きゅうりのエネルギーの流れを図解。最初の5節を摘むことで根と葉に養分を集中させる仕組みのイラスト
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最初の5節までのわき芽と花を心を鬼にして摘み取ることは、

将来数百本のきゅうりを生み出すための「強靭な体づくり」への投資なのです。

実際に、農研機構などの研究でも、初期の摘心や整枝管理がその後の総収量に大きく影響することが示唆されています

(出典:農研機構『収量構成要素の解析からみたキュウリ短期栽培の摘心およびつる下ろし整枝法の差異』)。

初期収穫の誘惑に負けず、まずは株を大きくすることに専念しましょう。


わき芽かきはいつ?最適な時期と頻度

「わき芽かきはいつやればいいですか?」という質問をよくいただきますが、

私の答えは常に「見つけたら今すぐ!ただし晴れた日の午前中に」です。

きゅうりの成長スピードは、夏場の最盛期には「1日で3cm伸びる」なんてレベルではありません。

条件が良ければ、朝見た時には小さかったわき芽が、

夕方には驚くほど大きくなっていることもあります。

わき芽が大きくなればなるほど、それを育てるために親株の養分が無駄に使われてしまいますし、

除去した際の傷口も大きくなってしまいます。

傷口が大きくなると、そこから「つる枯病」や「灰色かび病」などの病原菌が侵入するリスクが格段に跳ね上がります。

特に、雨の日や夕方に作業を行うと、切り口が乾かずにいつまでもジメジメしているため、そこがカビの温床になりやすいのです。


きゅうりのわき芽かきを行うべき晴れた日の午前中というタイミングや、手で取る方法についての解説
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わき芽かきや整枝は、必ず「晴れた日の午前中」に行いましょう。

午前中なら、太陽の光と乾燥した空気のおかげで、

切り口がすぐに乾いて「カサブタ」ができ、病原菌の侵入をブロックしてくれます。

もし週末しか畑に行けない週末菜園派の方なら、

多少小さくても、その週のうちに見えているわき芽はすべて処理しておくことを強くおすすめします。

「来週でいいか」と後回しにすると、次に来た時にはジャングル化していて、

手の施しようがなくなっている可能性が高いですからね。


小さいわき芽は手で取るのが基本

わき芽を取る際の道具についてですが、わき芽がまだ小さく(長さ5cm未満くらい)、

指でつまめるサイズであれば、ハサミを使わずに「手」で取るのがベストです。

その理由は、ハサミを介したウイルス病の伝染を防ぐためです。

きゅうりは「モザイク病」などのウイルスに弱い植物ですが、

これらのウイルスは植物の汁液(樹液)に触れることで感染します。

もし、ウイルスに感染している株をハサミで切った後、消毒せずに隣の健康な株を切ってしまうと、

ハサミに付着した汁液を通じてあっという間に病気が広がってしまいます。

手で取る方法はとても簡単です。わき芽の根元を指先で軽くつまみ、横方向(茎に対して直角)に「ポキッ」と倒すだけ。

新鮮なきゅうりなら、力を入れなくても簡単に根元から綺麗に外れます。

手を汚したくない方や、爪の間に土が入るのが嫌な方は、

薄手で指先の感覚が分かりやすい園芸用手袋を使うと作業がスムーズですよ。

ちなみに私は、細かい作業も素手感覚でできるこちらの「背抜き手袋」を愛用しています。

蒸れにくいので夏場の作業には必須アイテムですね。

ただし、わき芽が大きく育って茎が硬くなってしまった場合や、

手で折ろうとすると親づるの皮まで一緒に「ベリッ」と剥がれてしまいそうな場合は、

無理をせず清潔なハサミを使ってスパッと切除してください。

親づるの皮が剥がれると、そこが大きな傷口になってしまい、

逆に病気を招く原因になりますので、ケースバイケースで使い分けましょう。

ハサミを使う場合は、100円ショップのものではなく、チカマサなどの園芸専用ハサミを使うと、

切り口がスパッと綺麗に切れて株へのダメージが最小限で済みます。

>>【2025年版】剪定バサミ100均は使える?ダイソー・セリア比較とおすすめ - saien-Labo


実践!きゅうりの育て方とわき芽の技術

プランター向けのコンパクト仕立てと、露地栽培向けの支柱仕立ての整枝方法の違いを示した図解
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ここからは、株が順調に成長し、

草丈が50cmを超えてきた中盤以降(定植から約1ヶ月後〜)の管理テクニックについて深掘りしていきます。

プランター栽培なのか、広い露地栽培なのかによって、根が張れるスペースや保水力が異なるため、

採用すべき整枝方法(枝の切り方)もガラリと変わります。


プランター栽培でのわき芽の残し方

ベランダ菜園などのプランター栽培では、露地栽培に比べてどうしても「土の量」が限られます。

一般的な野菜用プランターに入る土は20〜30リットル程度。

この限られた狭い世界の中に根を詰め込んでいるため、

地上部の葉っぱを茂らせすぎると、根の吸水能力が追いつかず、

夏場の晴天時に一気にしおれてしまう「水切れ」のリスクが高まります。

もしこれからプランターを用意するのであれば、土の容量がしっかり確保できる深型の野菜用プランターを選ぶと、

水切れのリスクが減って管理がグッと楽になります。

そのため、プランター栽培では「省エネ・コンパクト仕立て」を意識するのが成功の鍵です。

具体的には、以下のようなルールでわき芽を管理します。


  • 6節以降から出てきた子づる(わき芽)は、葉っぱを1枚だけ残して先端を切ります(摘心)。
  • もし子づるの1節目に雌花が付いている場合は、その「実」と「葉1枚」を残して、その先を切ります。
  • これにより、株全体の葉の枚数を抑えつつ、光合成に必要な最低限のソースは確保できます。

「もっと伸ばせばもっと実がなるのに」と思うかもしれませんが、

プランター栽培で欲張って子づるを長く伸ばすと、株全体が蒸散過多になり、

実が大きくなる前に株が疲弊して枯れてしまうことが多いのです。

細く長く楽しむために、プランターでは「あえて厳しく切る」勇気を持ってください。


摘心の位置と孫づるを伸ばすルール

収穫が進み、親づるが支柱のてっぺん(180cmくらい)まで届いたら、

いよいよ「親づるの摘心(芯止め)」を行います。

親づるの成長点を止めることで、植物ホルモンの流れが変わり、

それまで上に伸びることに使われていたエネルギーが、脇から出ている「子づる」や「孫づる」、

そして「今ついている実」の肥大へと再分配されるようになります。

この時期になると株の重みも相当なものになります。

台風などで倒れないよう、太さ16mm以上の丈夫なイボ竹支柱でしっかりと補強しておきましょう。

親づるを止めた後は、株の上部から発生する子づるや孫づるの管理が収穫のメインになります。

ここではプランター栽培よりも少し緩やかに、

「葉を2枚残して摘心」を基本ルールにすると良いでしょう。具体的には以下のステップです。

  1. 親づるを止めた後、勢いよく伸びてきた「子づる」を見つけます。
  2. 子づるに実がついているのを確認し、その先にある葉を2枚数えます。
  3. 2枚目の葉の先で先端をカットします。
  4. その子づるからさらに「孫づる」が出てきたら、同じように葉を1〜2枚残してカットします。

このように、ネズミ算式に枝を更新していくことで、

老化してきた古い葉の代わりに新しい元気な葉を確保し、秋口まで長く収穫を続けることが可能になります。

特に、株の上半分は日当たりが良い特等席なので、ここでしっかりと葉を確保して光合成を促すことが、

収量アップに直結します。


わき芽を放置して伸びすぎた時の対処

「仕事が忙しくて1週間畑に行けなかった…」そんな時、

久しぶりにきゅうりの株を見ると、どれが親づるでどれが子づるか全く分からない、

まさに「緑のジャングル」状態になっていることがあります。

そんな時、パニックになって「とりあえずスッキリさせよう!」と、

伸び放題の枝をバサバサと大量に切り落とすのは絶対にNGです。

植物にとって、葉っぱはエネルギーを作る工場であると同時に、

根っこから吸い上げた水分を蒸散させるポンプの役割も果たしています。

これを急激に減らしてしまうと、地下の根っこにかかる水圧バランスが崩れ、

根が窒息したりショック死したりして、

株全体が一気に枯れ込む「青枯れ」のような症状を引き起こすことがあります。


ジャングル化したきゅうりを一度に切らず、数日かけて剪定し回復させる手順のイラスト
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  1. 初日:まずは、明らかに黄色くなっている下葉や、うどんこ病にかかっている葉だけを取り除き、

    通気性を確保します。健康な緑の葉はまだ切りません。
  2. 2日目:絡み合っているつるを優しくほぐし、明らかに実がつかない細い「孫づる」の先端だけをピンチ(摘心)します。
  3. 3日目以降:太くなりすぎてしまった「子づる」は、根元から切ると傷が大きいので、1〜2節残して先端を止めます。

このように、数日かけて段階的に剪定を行うことで、株へのショックを最小限に抑えることができます。

「失敗した!」と思っても、リカバリーは可能です。

焦らずゆっくりと、植物のペースに合わせて整えてあげましょう。


品種で違うわき芽管理と節成りの特徴

親づるに実がつく節成り型(夏すずみ等)と、子づるに実がつく枝成り型(四葉等)のイラスト比較
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一口にきゅうりと言っても、実は品種によって実のつき方(着果習性)が全く異なることをご存知でしょうか?

これを間違えて管理すると、「毎日世話をしているのに全然実がならない」という悲劇が起こります。

ホームセンターで苗を選ぶ際や、種袋の裏面を見て、

その品種がどのタイプなのかを必ず確認してください。

ホームセンターでは見かけない珍しい品種も多いので、

私はよくネット通販で好みの品種の種や苗を探して購入しています。

>>【Yahoo!ショッピング】

>>Amazon.co.jp

>>楽天市場


①節成り型(ふしなり)

現在、市場に出回っている家庭菜園用きゅうり(「夏すずみ」「北進」など)の多くはこのタイプです。

親づるが伸びていく過程で、ほぼ全ての節に雌花がつきます。

このタイプは、親づる一本だけでもかなりの収穫が見込めるため、

わき芽(子づる)は早めに除去するか、1節で短く摘心する管理が適しています。


②枝成り型(飛び節成り)

「四葉(スーヨー)」や「地這い(じばい)きゅうり」、昔ながらの伝統野菜などがこれに当たります。

親づるにはあまり実がつかず、子づるや孫づるが伸びた先に実をつける性質があります。

このタイプを育てているのに、節成りと同じようにわき芽を全部取ってしまうと、

実がつく場所がなくなってしまい収穫量がゼロになります。

枝成り型の場合は、わき芽を積極的に伸ばし、

2〜3節で摘心して孫づるを促すような、やや放任気味の管理が必要です。

最近では「ずーっととれる」といったキャッチコピーで、わき芽かき不要を謳う省力品種も登場しています。

自分のライフスタイルや管理できる頻度に合わせて品種を選ぶのも、賢い家庭菜園のテクニックの一つですね。


切ったわき芽は挿し木で再利用できる

きゅうりのわき芽をカットし、ポットに挿して保湿し発根させるまでの3ステップ図解
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整枝作業で切り取った元気な「わき芽」、そのままゴミ箱に捨てていませんか?

実はきゅうりのわき芽は、トマトほど簡単ではありませんが、

条件さえ整えれば「挿し木」で発根させ、新しい苗として再生させることができるんです。

手順は以下の通りです。

まず、長さ15cm程度、本葉が2〜3枚ついた健康なわき芽を選びます。

切り口を鋭利なカッターで斜めに切り直し、

1時間ほど水を入れたコップに挿してしっかりと水を吸わせます(水揚げ)。

その後、湿らせた清潔な培養土に挿します。

この時、肥料分の多い普通の土を使うと切り口が腐りやすいので、

「挿し芽・種まき専用の土」を使うのが成功への近道です。

ここからが最重要ポイントですが、きゅうりの葉は薄くて広く、蒸散が激しいため、

そのままではすぐに萎れて枯れてしまいます。

挿し木をしたポットごと大きめの透明ビニール袋ですっぽりと覆い、内部の湿度をほぼ100%に保ってください。

直射日光の当たらない明るい日陰に置き、1週間〜10日ほど管理すると、切り口から白い根が出てきます。

この「クローン苗」を作るメリットは、親株が収穫疲れで枯れてくる8月後半〜9月頃に、

ちょうどこの新しい苗が収穫のピークを迎えるという「リレー栽培」ができることです。

種から育て直すよりも成長が早いので、秋まで長くきゅうりを楽しみたい方は、

ぜひ整枝したわき芽でチャレンジしてみてください。


きゅうりの育て方でわき芽管理は最重要

きゅうりの育て方において、肥料やりや水やりももちろん大切ですが、

わき芽管理はそれ以上に「収量」と「品質」に直結する最重要テクニックです。

わき芽をどう処理するかは、植物のエネルギー配分を人間がコントロールするということ。

つまり、わき芽管理とは植物との「対話」そのものなんですね。

きゅうりの株からのサインを読み取り、適切な手入れをすることで収穫量が変わるという概念図
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また、わき芽や実をどんどん収穫していくと、株も体力を消耗します。

特に夏場の収穫最盛期は、肥料切れを起こさないように定期的な追肥が欠かせません。

株に元気がなくなってきたなと感じたら、即効性のあるハイポネックスなどの液体肥料を水やり代わりに与えると、

数日で葉の色が濃くなって復活することが多いですよ。

「今は根を張りたいんだな」「そろそろ実を太らせたいんだな」という株からのサインを読み取り、

適切なタイミングで摘心や整枝をしてあげることで、きゅうりは驚くほどの収穫量で応えてくれます。

最初は「切るのが怖い」と思うかもしれませんが、

今回ご紹介した「5節までは取る」「小さいうちに取る」という基本ルールさえ守れば、

大きな失敗はありません。

ぜひ、次回の菜園作業では、ハサミを持つ手に自信を持って、

きゅうりの株と向き合ってみてください。

きっと、これまでとは違う立派なきゅうりが沢山収穫できるはずですよ!

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